定期駆虫をお奨めしています
寄生虫というのは宿主(寄生される側)と共生するため、宿主に対して強い病原性を示すことはあまりありません。
しかし、宿主が子犬であったり、老齢や病気で抵抗力が下がったりしていると重い症状を引き起こすことがあります。
回虫・鞭虫・鉤虫・瓜実条虫の代表的な4つの寄生虫のうち、瓜実条虫を除く3つは糞から直接感染します。当然、人にも感染します。
寄生虫にとって、人は本来の宿主ではないため、症状が重くなる傾向があります。
残念ながら当院の周りではペットの糞をそのままにされている方がいるようです。
知らず知らずのうちに病原体を撒き散らしているかもしれません。
それが動物を介して人へと感染することも考えられます。
散歩で感染してしまう危険性が高いと思われるため、当院では定期駆虫をお勧めしています。
寄生虫についての詳しいパンフレットなどもありますので、お気軽にご相談ください。